今年もシュトーレンの仕込み始まってます。キツネベーカリーさん

親指と中指と薬指の指先を合わせると…そうそう「キツネ」。
前橋にあるハンプティーダンプティー本社の前にキツネベーカリーさんがオープンし、キツネの影絵の作り方を久々に思い出しました。
なんかファッションブランドみたいな名前のパン屋さんできたなあ、なんて思っていたら店名は「こんがりキツネ色」からだそうです。

なんてことなく隅っこに置いてあったパンをひょいっと買ったら、度肝を抜かれるおいしさ。
オンラインショップで何か扱えないかと常々思っていました。

昨年、初めてシュトーレンを扱えないかと訪れた時、突然だったのにかわいらしい（といったら失礼なのですが）奥様に快くご対応していただきました。
とっても普通に、ご主人のパン作りの信念や前橋でお店を開くことになった経緯などをお話ししてくれ、愛されるお店というのはこういうことかなと勝手に解釈したのを覚えています。
目立たないパンにも、おいしいこだわりが詰まっているのは当たり前。
だからこそ敢えて話すことなんてないし、ご夫婦の役割分担もごく自然。
お休みが週1日だった時は前日に仕込みをするから丸1日のお休みはずっとなかった、なんてこともさらりとおっしゃっていました。（現在は週2定休）

私が初めて食べたのは、フランスパンにチョコタブレットとバターが挟んでいるパン。
フランスでは子供たちが食べるパンとして売られているらしく、本当になんてことないパンなのですが、パンとチョコとバターのバランスが絶妙で、1口ずつ「おいしいなあ」としみじみ噛みしめながら食べました。
お店にすんっと置いてあるので見逃さないでほしいです。

今年のシュトーレンは、完全数量限定で11月上旬に発売予定です。
クリスマスを待ちながら、熟成されていくのを楽しむドイツのお菓子。

興味のある方はぜひお試しください。

▼予約受付中・キツネベーカリーさんのシュトーレン

もちろんキツネベーカリーさん店頭でもお求めいただけます。

ちなみにその時にお伺いしたパンを発酵させる為の「小麦酵母」がものすごく興味深く、作ってみたくて何度も挑戦しています。
管理が雑なせいか、いまだ成功に至らず。それでも小麦粉と水を合わせておくだけで、ぶくぶくと気泡が生まれてくるのは神秘的でワクワクします。
今度こそおいしいパンになるかなあ・・・。